アイデンティティは探さなくて良い

昨日はいつもお世話になっている倉園さんの1on1トレーニング(ワントレ)の日でした。いつも幸せな人生を過ごす上で必要な普遍的な概念やメソッドに沢山気づかせて頂いており、ワントレを受けはじめてから自分の心がどんどんデトックスされています。いつも本当にありがとうございます!

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さて、昨日のワントレで一番衝撃だったことについてお話します。

アイデンティティは宇宙に1個で良いそれは「愛」である

というお話です。これだけではだいぶ意味不明ですね、笑。

これは、個々人が自身のアイデンティティを探す必要はないということでもあります。以前の私だったらこの考え方は確実に理解できなかったと思います。

倉園さんのグッドバイブスで語られる内容をベースに、私自身の実体験や解釈も交えながら以下で詳しく説明していきたいと思います!

自分のアイデンティティを探そうとしている人は多いと思います。ご多分に漏れず、私自身も長い間ずっと自分だけのアイデンティティを求め続けてきた人間です。

個人主義の思想やSNSによって可視化された承認欲求もアイデンティティ探しを後押ししているように感じます。

ところで、多くの人がアイデンティティを求める理由は何でしょうか?

きっと何かしらのメリットを感じてるから、アイデンティティを求めたくなっているはずです。

ちょっとだけ脱線しますが、私は人の行動の動機の9割以上は「誰かから愛されたい」だと考えます。

例えば、多くの人がお金や地位や名誉を求めたくなるのは、それらを通じて「自分が愛されている」ことを実感したいからにほかなりません。愛は可視化したり測定することができないので、「自分が愛されている」ことの証明としてお金や地位や名誉を活用していると言えるでしょう。

他の行動の例として、自分の話を聞いてくれないパートナーに怒りをぶつけるという行動はどうでしょうか?

先程の例より少しわかりにくいですが、「本当は自分を愛してほしいのに愛してくれてない」(と感じる)悲しみを怒りに変えて表現していると捉えてみるとどうでしょう。こちらの場合も行動の動機はやはり「愛されたい」と捉えることができますね。

少し脱線しましたが以上の話を踏まえると、

アイデンティティが見つかれば人から愛される

と思っていることが、アイデンティティを求める動機と言えるのではないでしょうか。

しかしアイデンティティを探す際に問題となるのが、アイデンティティを自分の特別感を示すものとして捉えてしまうことです。

これは私自身もまさにそう思っていました。他の人よりも自分が特別で優位に立っている証明としてアイデンティティを求めようとしていましたし、これまで自己分析をお手伝いした方も同じような動機の方が多かった印象です。

ですが残念なことにこの戦略はほとんど成就しません。なぜならば、自分だけを特別な存在にしたいという願いは、自分以外の人が「特別ではない存在」になることとセットだからです。

「自分は特別で他の人は特別ではない」

このような前提でアイデンティティを確立すべく突き進んだ先に待っているのは「誰からも愛されない」という誰もが一番望んでいない最高に孤独な状況でしょう。

アイデンティティは宇宙に1つだけ。それは愛である。

これまでやっきになって自分の特別性を示すためのアイデンティティを探そうとしてた私でしたが、この戦略ではうまくいかないことがよくわかり、今はアイデンティティ探しは一切手放しました。

アイデンティティを探さないということは、個性の否定ではありません。

特別なアイデンティティなど求めずとも、すべての人は全く異なる存在であり、好き嫌いもこれまでの経験も完璧に一致する人など確実に存在しません。

特別でも何でもなくともちょっとした個性をもって、自分も他者にも「愛」のマインドで関わろうとする。そんなことをコツコツと積み重ねていけば、お金や地位や名誉といった記号に頼らずとも、誰もが一番望んでいる「誰かに愛される」実感が得やすくなるのではないかと思います!

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