仕事がつまらないと感じたときの突破口
現代は仕事や働き方が多様化している世の中だと思います。転職も当たり前となり、副業や独立をして個人ビジネスを始めることもハードルが下がっています。
僕は2009年に新卒で生命保険会社に入社しましたが、当時は漠然と終身雇用のイメージを持っていたので、その後転職したり独立して個人でビジネスをするなんて夢にも思っていませんでした。
働き方が多様化し、楽しい仕事や好きな仕事を実現しやすくなっている中でも「仕事がつまらない」という悩みは変わらず存在するように思います。
僕も生命保険会社時代、毎日のように「仕事つまらない。辞めたい。消えたい。」と呟きながら、華やかな仕事をしているように見えた友人を妬み、不貞腐れた日々を過ごしていました笑。
現在は、個人事業主や副業を開始して独立を目指そうとしてる方と、コーチングセッションさせていただくことが多いのですが、自分の理想とする仕事やライフスタイルを確立するために、意気揚々とはじめたことが、段々とつまらなく辛いものになっているというケースも実はよくあります。
会社員の方も同様に、せっかく希望の会社に転職できて、最初はすべてが新鮮で刺激的な毎日だったが、半年もすると楽しさややりがいを見いだせず仕事がつまらないという状況も割とよくあるのではないでしょうか。
上記のように仕事がつまらない状況はまちまちですが、そこには仕事をつまらないものにする共通の原因があると思います。
その原因とは
仕事を自分のためにやっている
ということです。
ところで、皆さんが考える仕事の定義はなんでしょう?
仕事 = 食うために稼ぐこと
これは一つの真実ではありますが、この定義をしている以上、仕事が楽しくなることは非常に難しいと考えます。
僕は人生の中に多数の人生を困難にさせる無理ゲーが存在すると考えていますが、
仕事 = 食うために稼ぐこと
という定義は代表的な無理ゲーの一つだと強く思います。
この人生を困難にさせる無理ゲーを手放すためには
仕事 = 社会に機能を提供すること
と定義してみてください。要するに、誰かの役に立つということです。
仕事への動機は人それぞれあると思いますが
・自分の価値やスキルを高めたい
・成果を出して人からすごいと思われたい
・とにかく稼ぎたい
これらはすべて自分のためにやっている仕事と言えるでしょう。これらの動機が僕もゼロだとは思いませんが、これらの動機だけでは仕事が楽しくなる状況は永遠に訪れません。
自分の承認や収入は、もちろん得られた方が嬉しいと思いますが、これらから感じられる幸せや喜びには上限があることを理解する必要があります。
ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンの研究では、年収7万5000ドル(日本円にして約800万円)までは、 収入が増えれば増えるほど幸福度は比例して大きくなるが、年収800万円付近を境に、それ以上収入が増えても幸福度はほぼ変わらないことが示されています。
反対に誰かの役に立つことによる幸せや喜びは無尽蔵に得られると言われています。人間は社会的な生き物なので、本能的に社会や他者の役に立てる喜びを感じられるのです。つまり仮に報酬や承認が発生しなくとも、役に立てること自体が報酬となっているわけです。
これは別に、無償でも何でもいいから身を粉にしてとにかく人に役に立ちましょうという話ではありませんし、役に立てたことで健全に対価をいただくのは当然大切なことです。
仕事がつまらないと感じる場合は、誰かの役に立つことに集中することを始めてみてほしいと思います。
ここで大事なのは、「自分の価値を上げたい」「稼ぎたい」「余計な仕事を増やしたくない」「ちゃんと評価されないのは悔しい」と言った他の目的や意図を一旦一切意識せず、ただ役に立つことのみに集中するということです。
やりたい仕事ができて仕事が楽しい状態を目指すためには、自分のために仕事をやっている状態を卒業するというステップがマストです。
まず今の仕事で役に立つことに集中し、役に立てる喜びを感じるセンサーの感度を高めてみてください。
たとえ今の仕事が心の底からつまらないと思っていたとしても、諦めてはいけません。仕事を作業に分解して細かく見ていけば、人よりそれなりに得意で自然と役に立てる作業が見つかります。
ぜひ仕事がつまらないときの突破口として、参考にしてみてほしいなと思います!
【お知らせ】他者評価や承認に依存することなくそれ自体が報酬となる仕事を確立するサービス!
今日の記事でご紹介したようにつまらないと感じる仕事も、誰かの役に立つことに集中することで、楽しい仕事に移行させることが可能となります。
ただしやりたくないことや苦手なことで役に立とうとするのはただの自己犠牲であり得策ではありません。本当に好きな仕事を確立するためには、自分が他の人よりも得意で楽にできること、自然と好奇心を持てることを言語化し、育てていく必要があります。
僕は自分の能力を発揮できることが最高の幸せだと考えます。また、今日の記事で述べた通り、誰かの役に立てることも最高の幸せです。
つまり、自分の能力を発揮できて誰かの役に立てるのは究極に幸せな行為と言えるでしょう。
本来仕事とは究極に幸せな行為になり得るはずなのに、それをだたお金を稼ぐために仕方なくやるものと捉えるのは、もったいなすぎると思います。
「仕事を楽しく幸せなものにしたい」という願いをサポートするために、「仕事と人生を楽しくするコーチング」をご提供しています。
・好きなことや自然と人よりうまくできること(才能)の分析と言語化
・日々の仕事の中で好きな仕事を育てていくためのアクションプランの設定
・仕事や人生をつまらなく難しいものにする無理ゲーの解放
これらをマンツーマン、完全オーダーメイドでサポートさせていただきます。
現在、ブログを見て頂いた方限定、2023年2月17日(金)まで、先着10名に、個別相談会を開催しています。
・仕事や人生全般に関する相談(どんな話題でも大丈夫です)
・コーチングについて解説
・質疑応答(何でも)
などお話させていただきます。今回に限り【3,000円】で実施します。
しばらく個別相談は実施していなく久しぶりの開催になります。興味ある方は以下の公式LINEから「ブログ見ました」とメッセージの上、お申込みください!
https://line.me/R/ti/p/%40280kourm
※相談会は予告なく変更、終了する場合がございます。
※所要時間は1.5時間を予定しています。基本は対面を想定していますが、オンライン対応も可能です。
コメントを残す