やる気が出ないときは
どうも。脱力プロコーチのスガハラクニヤです。
実は最近奥さんと喧嘩気味だったのですが、、昨日仲直りできてホッとしてます。
喧嘩の理由は恥ずかしいので割愛しますが、身近な人との関係が良くない状態が続くと心身ともに不健康になりますよね。
本当はギスギスしたくないのにも関わらず、なぜかもっとギスギスさせるような態度や行動を取ってしまうから人間って難しいものです。
さて今日は「やる気が出ないときは」というテーマのお話です。
「今週中に企画書書かないといけないのに全く手を付けられていない」
「ブログを始めたいと思って半年間中々動けずにいる」
「営業の目標があるのに、全然モチベーションが上がらない」
などなど。人生でこういうシチュエーション沢山ありますよね。
「やる気があれば。。」と思ってもそんな簡単にコントロールできないのが人間です。
個人的には、このようにとらえどころがなくコントロールもできない「やる気」をあげようとあれこれ頑張っても効果的ではないと思い
「やる気」ではなく「やれる気」に注目するようにしています。
「やれる気」とはコーチングの用語ではセルフ・エフィカシーと言ったりします。
「未来に対する根拠のない自信」とも言える概念のことです。
やる気がでなくて困ってるときは、「やれる気を高めるにはどうすればよいか?」という問いを立てると打ち手が見えてきやすいのでおすすめです。
よく、「やることのタスクを細分化しましょう」という仕事術のアドバイスがありますが、これも小さなタスクに落とすことで「やれる気」が醸成されやすいという効果があると思います。
例えば「企画書を作る」というと、漠然としすぎていて完成までの道筋も見えにくくこれではやれる気は持ちにくいですが、
・企画書の目的、コンセプトを明確にする
・参考となりそうな企画書をリサーチする
・全体の構成(見出し)を作る
・各ページに盛り込むキーワードを洗い出す
・各ページのテキストを作成する
・レイアウトを整える
のように細かい作業に分けると、1つ1つの作業はそこまで難しくないように感じ自然と「やれる気」が生まれ作業に取り掛かりやすくなります。
これは何か新しい行動を起こしたい時全般に応用が可能です。
元同僚のお母さんの事例ですが、そのお母さんは「メルカリで不用品を売ってみたい」と思いながら何年も行動に移せていなかったようです。
わからないことだらけでやれる気がしない状態だから動けなかったのだと思います。
そんなお母さんはまずメルカリ販売を教えてくれるセミナーに参加することにしました。
そのセミナーでは、セミナー中に1つ商品を掲載するところまでやってみる内容でした。
そこでお母さんはTシャツを1枚掲載し、なんとすぐ売れたそうです。
この先の展開は想像に難くないと思いますが、一気にメルカリを活用しまくる毎日になったそうです。
要するにセミナーで手取り足取り最初のフローを教えてもらい売れたことで「やれる気」が高まったとことで、一気に行動変容が生まれたのです。
このようなことって沢山ありますよね。
ご多分にもれず僕もブログを全然始められず半年が経過しましたが、1から丁寧に解説してくれるサイトを見つけ書いてあるとおりにコツコツ進めていったら、いっきに視界が晴れました。
結局やる気が大事なのではなく、いかに「やれる気」が高まるかが重要だし、コントロールしやすいということです。
コーチングでもこの「やれる気(セルフ・エフィカシー)」を高めることを最重要視しています。
「やれる気」さえ高まればずっとほったらかしだったことや、ずるずるやれていなかったことがすっとできるようになるので、本当に不思議です。
「やる気を出そう!」と力むのではなく、脱力してコツコツ「やれる気」を刺激する方が心穏やで楽しいです。
是非仕事や趣味など、日々の生活に取り入れてみてくださいね。
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